« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »

2006年8月

2006年8月28日 (月曜日)

手取り乳価、10%減。

ご存知のように、現在の酪農経営環境は、

ある一定の方向に動いています。

先日も全酪新報の8月20日号において、九州大学大学院の鈴木教授が、

次のように述べていました。

一部抜粋します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「脱脂粉乳やバターの在庫蓄積により、生乳生産抑制とともに、

チーズ用生乳仕向けの増加が指向されているが、

30円程度の乳価に補助金をそれなりに上乗せしても、

チーズ向けを増やすと北海道のプール乳価は下がり、

都府県との乳価の乖離が広がる。

チーズ向けを増やすということは北海道の加工原料乳が、

次第に下がっていくことを意味するが、市場が競争的であれば、

それは全国的な飲用乳価の下落につながることを忘れてはならない。」

と、チーズ向けには限界があると述べています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

仕事は、「積小偉大」(積小為大)と言われるように、

目の前にある小さなことをひとつひとつ片付けていかなければなりません。

ですから先のことばかり心配して、今の仕事が滞ってしまっては、

これはまた大きな問題ですが…、

ただ、経営者として、牧場を舵取りしているあなたには、

「仮説で物事を考える」と言うイマジネーション力も必要です。

顧問先で打ち合わせをさせてもらうと、時々、質問させてもらうことがあります。

例えばですが、先日、鈴木教授の記事を読ませてもらったことで、

次のような質問を、ある顧問先にしてみました。

「今、手取り乳価が10%減ったら、あなたの経営はどうなるだろう?」

突然の質問で、かなり戸惑ったことと思いますが、

さらに続けて、もう1つ、

「10%減った分を何で取り返えすことができるだろう?」

それとも、

「減ったままでも構わないだろうか?」

即答は求めてはいないのです。

答えがまとまるまで、考えてもらうことにしました。

経営を見直すと言うと、とてもおおごとですが、

「今、3,000万ある収入が2,700万になったら?」

「生活は、どう変わるだろう?」

と簡単な質問を、自問自答してみるだけでも、

それは、必ず、次の経営につながりを持つものです。

今あなたが持つ資産を有効に利用し、経営を再構築すること、

これが今、少しだけ求められています。

どのような方法が思い浮かんだでしょうね?

Written by 酪農応援隊 加藤隆

| | トラックバック (0)

2006年8月27日 (日曜日)

本当の父の姿を知らない子供。

コメントをお寄せ頂いた方へ、ひとつひとつご返事はいたしませんが、

ひと通りかならず目を通しておりますよ。いつも、ありがとう

さて、我が家の隣人は転勤族で、

農業系のバリバリの商社マンといった感じです。

子供つながりで嫁どおしの仲がよいものですから、

隣のご主人の様子が私の耳にも入ってきます。

たぶん、私のことも同じように隣のご主人に伝わっているのでしょうが…。

そのご主人ですが、配属先の部署の関係で、

とてもハードな仕事をされているようです。

毎朝6時半に家を出、帰るのは、夜の9時、10時

お酒を飲みに出る機会もとても多い部署のようで、

接待も頻繁だそうです。

そんな話をお聞きし、私も会社勤め時代を思い出しました。

毎朝6時半に家を出て、帰宅は10時、11時

お隣のご主人とまったく同じです。

ときどき、休日出勤もありました。

でもそれは自主的なものでしたから、代休は申請できません。

「仕事、仕事の連続で、満員電車に…♪♪」って感じです。

心身ともに、グッタリ。

たまの休日は、下着姿で、家でダラダラ、ごろごろ

そんな親父の姿を見ている子供は、尊敬?

するわけがありません。

かっこ悪いですもんね。

私が小学校の低学年頃、

さっそうとトラクターに乗って、畑に行く父の姿

畑でトラクターに乗る姿は、とてもかっこ良かったことを、

今でも鮮明に覚えています。

30年以上も前のトラクターですから、

今のものと比べると、おもちゃみたいなものですが、

私の憧れでした

僕も早く、お父さんのようになりたい。

早く、大人になりたい。

そう思っていました。

農業を代表とする自営業のお父さんは子供たちに、

知らず知らずのうちに、かっこいい姿を見せているものです。

どのお父さんも、心がけ、生き方次第で、

良い手本となるか、その反対となるか…、

働く業種で決まるものではありませんが、

一生懸命仕事をしている姿は、かっこいいものです

Written by 酪農応援隊 加藤隆

| | トラックバック (0)

2006年8月22日 (火曜日)

満足の印。

午後2時に牛舎に行くと、Dsc01935

立っていたのは、奥の1頭だけ 。

日中でもこのようきれいに横たわる

スタンチョンでありながら、

ゴムマットに麦稈の敷き藁。

最新の酪農環境ではないのだ。

それでも、牛がゆったりしている。

ここの牧場の特徴は、非常に乳質が良い。

体細胞数は常にひと桁。細菌数も当然、低い。

以前、搾乳作業を、Dsc00055_1

見せてもらったことがある。

実に丁寧な乳頭の拭き方で、

落ち着いた搾乳作業だった。

網走管内で、上位に入る乳質を

出荷する。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

| | トラックバック (0)

2006年8月21日 (月曜日)

がんばるパワーをもらいました。

V3、成りませんでした。Photo_1

でもまた、「自分もがんばろう。」と言う、

パワーをもらうことができました。

毎年、新年に誓いを立て、

「また1年間がんばろう。」と進むのですが、

8月は、その誓いがそろそろぼやける頃、

ちょうどタイムリーに、

高校球児からパワーをもらうことができるのです。

(そう感じているのは、私だけではないと思います。)

「まだまだがんばりが足りない。がんばろう。」

そう思うことができるのです。

大人になると、いろんなことを考えるためか、やることが多いためか、

なかなか1つのことに、「集中して打ち込む」と言う機会が少なくなるような気がします。

駒苫のV3はありませんでしたが、

再び、私の頭をリセットすることができました。

まだまだがんばりが足りません。

出直しです。

(画像、asahi.comより。早実の斉藤投手。初優勝おめでとう)

Written by 酪農応援隊 加藤隆

| | トラックバック (0)

2006年8月20日 (日曜日)

歴史に残る快挙を…。

自他共に認める、野球狂Photo

(今どき、野球狂?言うか?)

「歴史的な快挙、ハットトリックをこの目で…」

と思い、今日は、駒苫の応援をTV前で手に汗握った。

決着つかずで、これまた球史に残る再試合。

明日も、TV前で応援したいのだが、

午後1時、試合開始、

明日の仕事、片付くだろうか…。

とにもかくにも、駒苫がんばれ!

大優勝旗を三度、北海道に!

(画像、asahi.comより)

Written by 酪農応援隊 加藤隆

| | トラックバック (0)

2006年8月18日 (金曜日)

自宅前が、公園に。

顧問先を定期訪問すると、 Dsc02041

彼の自宅前は、ちょっとした公園に変身。

「ここは牧草地だったはずだが…。」

話を伺うと、

廃校になった小学校から、

すべり台やブランコなどの遊戯具をもらってきたらしい。

それらを、ただそのまま置いてしまうだけでは、おもしろくない

と言うことで、思い切って「牧草地を公園に」と考えたのだそうだ。

画像では、土が見えているが、起こした牧草地に、

新たに芝の種を撒いたのだそうだ。

来春には、きれいな芝生に遊戯具がある公園に変わっているだろう。

「景観が良くなるし、子供たちも喜んだろう。」とたずねると、

彼曰く、

「それがさぁ~、あいつら(自分の子供たちのこと)、

牛舎ばっか遊びに行ってさっ。」と。

なんとも…。

「親の心、今は子に伝わらず…」

今はね。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

| | トラックバック (0)

2006年8月11日 (金曜日)

表彰される顧問先

お付き合いさせてもらっている顧問先が、表彰を受ける。

優良組合員としての表彰、

乳質改善・良質乳組合員としての表彰、

個体乳量向上の著しい組合員としての表彰を受ける。

表彰を受けている写真を見せてもらうと、何か微笑んでしまう。

ちょっと前だが、ある顧問先の奥さんが、

「今の乳量、望んだ結果じゃないのよ。」と言う。

言われて気づいたのだが、確かにその通りだ。

コンサル導入時、

「牛が調子良ければいいの。」

「調子悪くなったときに、相談できる人が必要なの。」

と言っていた。

だから、個体乳量が1,000kg以上も伸びて、

表彰されることが目的ではなかったのだから。

「うちは乳量ずい分増えたでしょ。だから、近所の人たちは、

『高乳量に挑戦しているんだ!』って思っているみたいよ。」と。

ご近所からは、そんな風に思われているみたいだと聞いた。

「そんなことをしてないのにね。」とお互いに微笑むのだが、

結果だけしか見えないご近所たちには、そのように見えるようだ。

そういえば、ある農協の方もいっていたなぁ。

「加藤さん、いったいどこまで伸ばす(乳量を)つもりなんだ?」と。

ずい分、濃いエサを食わせて、

牛に無理させているように思われているんだなぁと、感じたことがあったなぁ。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

| | トラックバック (0)

2006年8月 9日 (水曜日)

暑中お見舞い

7月31日のブログで、北海道は涼しいなんて書いたが、

いやいやなにが、暑い

昨日は34度、今日も、32度くらいはありそうだ。

この気温差には、まいってしまう。

一昨日、昨日と別海中標津方面に行って来た。

こちらも、けっこう暑かった。

放牧しているところの牛は、木陰でじっとしたままだ。

朝から涼しくなる夕方まで、じっとしている。

顧問先も心得ていて、ミネラルやビタミンなどは既に増給済みだ。

さて私は、午後からセミナーを受講してくる。

マイク・ハッチェンス氏の未経産牛栄養セミナー。

最新の栄養設計を聞けるそうだから、楽しみにしている。

受講後、みんなにお伝えしなきゃならない特筆事項があったら、あとで書こう。

さっ、出かけるとするか。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

| | トラックバック (0)

« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »