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2006年9月25日 (月曜日)

「努力しているね」ここの牧場。

秋の収穫時期を迎え、お忙しいことと思います。

さて、私の同級生が飼料タンクの仕事をしているのですが、

彼が言うには、「仕事が減った…。」と言うのです。

とくに、新規の設置が激減。

例年から比べると、とても厳しいらしいのです。

こんな話からも、現在の酪農、および酪農関連企業は、

ちょっと寒い冬に入っていますが、それでも、過去を振り返ると、

いい時もありましたよね。

酪農ばかりに限らず、何の仕事でもそうですが、

景気がいいとき、絶好調なときほど人は、「楽な方、楽な方」

進んでしまうのだそうです。

つまり、物づくりであれば、景気がいいということは、

「黙っても売れる」んですよね。

だから、セールスは「頭に汗」をかかなくても売ることができるし、

会社も売れているということで、本来、継続が必要な、

売るための社員教育も怠り、

逆に、社員が喜ぶ旅行などの福利厚生は増やしますが、

でもそうなると、だんだん戦力は落ちていきますよね。

しかも、売れない時代は急に到来しないのですから。

じわりじわりと在庫が増えていく、そんな感じですから、

気づけば不況だったと言うやつです。

その時に慌てるんですよね。

会社は、「売って来い!売って来い!」とセールスに連呼しても、

売る技術が鈍っているセールスでは、なかなか売れません。

そして、売れないと、ますます社員教育に回すお金を削るから、

ますます売れない。

一度締まった消費者の財布は、そうそう緩まるものではありませんね。

そんな状況が乳業関連にあったかどうかはわかりませんが…、

残念ながら生乳は、まだ、「量」はいらないのです。

ただ、消費者はと言うと…、

物選びの目は、肥えていますよ。

とくに今は、健康志向であり、身体にいいものを摂りたい

と言う人が増えていると聞きます。

と言うことは、そういうニーズが市場にはあるのですから、

「健康な牛から搾られた牛乳」と言う証は、

酪農の強い味方になるはずです。

つまり、当然のことのように、「質」に注目が集まるのは、

自然の流れですよね。

国も、努力した農家には支援すると言っているのですから、

これからは、さらに、質を高めた牛乳も、

「努力している」と判断される経営判断基準になることと思います。

牛を健康に飼う

それは、牛飼いみんなの想いですもんね。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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