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2006年10月

2006年10月29日 (日曜日)

蓄積の冬。

「ヨーロッパへ行ってきます。」と、Cimg1699

顧問先よりメールを受信。

11月、牧場訪問などをしてくるらしい。

冬期期間は、絶好の勉強時期。

是非、いろいろと吸収・蓄積して、

自分自身の知識・技術のレベルを、

さらに引き上げておくといい。

自分たちで稼いだ金をせっかく使うのだから、

とくに、若いうちは自分自身に投資をした方がいい。

専門知識、語学などなど、それらは必ず、また儲けさせてくれるはずだ。

私も、自分自身への投資は、欠かさないよう努力をしているつもり。

惜しみない投資、と言うのはできないのだが、

欲しいものをちょっと我慢して、

いわゆる、小銭を貯めて、ちょこちょこと投資をしている。

私の場合は、みんなとは逆で、

冬期に仕事が忙しくなる。

出張、勉強会、セミナー、執筆など、

夏、みんなが忙しい時期に勉強・吸収させてもらって、

それを冬にアウトプットしているといった感じだ。

さっ、来月11月も予定が一杯だ。

がんばろう。

みんなもね。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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2006年10月28日 (土曜日)

私のプラス1運動

今回、プラス1運動っていうのが動き始めましたよね。

その活動の趣旨を少し読ませてもらい、

私もプラス1運動を考えてみました。

例えば、下記のような活動を継続したとすると…、

考えられることを挙げてみましたよ。

「酪農が元気ないので、牛乳をもう1杯飲もう」

と言う活動をしたとしますよね。

すると、「酪農が元気ないから、酪農のために、もう1杯飲もう」

と言う動機付けでは、そのうち、息が切れると思うのですよ。

「なんでいつまで、酪農のために飲まなきゃならないの?」

と思うようになるよ、と思うのです。

だって、みんなお金を出して買っているのだからね。

どんな動機付けでもいいから、

「消費されればいい」と言う意見もあるだろうけど、

目先だけでは、拡がりは難しいと思うのですよ。

「かっこつけている場合か!」とお叱りを受けそうですけど、

牛乳は、やっぱ、美味しいから飲むのでは?と、強く思うよ。

美味しいから、毎日飲みたいし、

美味しくて、身体に良いから、毎日飲みたい、

誰かのために飲むんじゃなくって、

消費者が、

「自分のために飲む。」って思ってもらうことが一番だと。

消費者が、美味しいと思うから、売れる。

そのためには、どうしたら良いのか?

って考えたらいいと思うんだ。

だから、酪農産業のため、とか、牛乳が余っているから

もったいないから、とか、

そういう動機付けでは、売れないのでは?と…。

例えば、缶コーヒーは、美味しいから飲むのであって、

種類もいろいろあるけれど、

けっきょくは、美味しいものを買うのであって、

ビールも、美味しいから飲むのだと思うよ。

だから、コーヒー業界のために飲んでいる消費者

いないよね。きっと。

牛乳の活動って、時々、

「我々のために飲んで!」と聞こえることがあるから、

それは、やっちゃいかんと思うんだ。

それで、同じ消費拡大のセールスの仕方でも、

「うちの牛乳、美味しいから、飲んで!」と、

牛飼いさんからセールスされた消費者が、

試しに飲んだら、「ほんと、美味しいね。」と思ってくれた。

その感動が、「ねぇ、あそこの牛乳、美味しいよ。飲んでごらん。」

となるような気がするのだけどね。

(牛飼いさんが、セールスしましょっ、ていうことを言いたいのではなくって、

例えばの話で言っているので、誤解しないでね。)

「酪農、元気ないんだって。もう1杯余計に飲んでよ。」と消費者に言っても、

「もう飲んでるよ。そんなに飲めないって。」と言われそうで…。

初めからわかりきってる、そのようなことを言われるのなら、

「目覚めに飲む、冷たーい牛乳って、美味しいよ!」

「風呂上りに飲む、冷たーい牛乳って、美味しいよ!」

と、セールスした方が、どんなにいいかと。

私の牛乳消費活動のコンセプトは、これで行こうと思います!

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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2006年10月24日 (火曜日)

道東で契約牧場、若干の募集(の予定)

ご質問のお答え。(10月9日記事について)

道東(北海道東部、釧路、網走)での場合ですが、

コンサルの依頼があった牧場へ出向いているものですから、

地域によって、飛び飛びのところがあります。

1軒だけ訪問すると言う地域もあるもので、

それはそれで、交通費を頂く契約になっているので、

私としてはいいのですが、

時間的に、もう1軒、訪問できると言うこともあるので、

その地域で、新たにコンサル先ができたらと考えています。

そうすれば、通常の顧問契約料だけで済むものですから、

別に頂いている交通費は、顧問先が増えれば頂かなくてすみますもので。

もしも、このブログをご覧になられている方で、

「個別にコンサルを」とご関心のある方は、お問い合わせ頂ければ、

ご案内書をお送りしております。

(プロフィール画面に進みますと、私へのメール送信ができます)

なお、近いうちに、その地域のお客様(会員)さまには、

コンサルのご予定伺いの封書をお送りする予定でいますので、

もし、私から郵便が届きましたら、

忙しいとは思いますが、最後までお読み頂けると、

こちらとしては、助かります。

先日のブログは、そのような趣旨のものなのでした。以上です。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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2006年10月17日 (火曜日)

カーフ・ノート

森永酪農販売㈱が、Img057_2

Dr.ジェームスD.クイグリー氏を招いて、

セミナーを開催するとのことです。

ご存知のように、ジェームス博士は、

子牛のスペシャリストですよね。

私も、博士のWebで勉強させてもらっています。

Webはこちら。http://www.calfnotes.com/index.html

日本語版は、こちら。http://www.agri.pref.hokkaido.jp/konsen/cninj/cninj.html

12月に北海道を皮切りに、全国で開催されるようです。

冬の間は、絶好の勉強期間

ここでしっかり知識武装して、新年度に向かうと、(ちょっと早いですが…)

来年はさらに良い成果がでるはずです。

私も、のジェームス先生を見たいこともあって、出席します。

もちろん勉強もしっかりしますけどね。

北海道豊頃町の会場で出席しますよ。

当日、お会いできるといいですね。

詳しくは、全国の森永さんへ問い合わさせてみては、いかがでしょうね。

無料らしいですよ。

これは、私の勝手なPRです。

ジェームス先生から、何かえら得るものがあるといいですね。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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2006年10月16日 (月曜日)

災害復興を願い、お見舞い申し上げます。

先週、顧問先の定期訪問で、網走管内に行ったのですが…、

先日の台風並みの低気圧の爪あとは、

「ひどい…。」

停電による乳房炎の多発。

出荷乳量の体細胞数、上昇。

断水による、乳量減。

床下浸水、床上浸水、牛舎浸水…。

収穫前の農作物への影響…。

幸いにも、顧問先での大きな被害はなかったのだが、

「水がついた牧場のことを思うと…」と言う、顧問先。

なんの力にもなれないのですが、

早期の復興を願い、お見舞い申し上げます。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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2006年10月11日 (水曜日)

見てみぬふりも仕事のひとつ?

先日、「酪農は、働けば働くほど、人とは縁遠くなる」

と言う意見を聞いて、なるほどと思ったことがありました。

一方で、私たちのような仕事は、牛との関わりも、もちろん重要なのですが、

実は、経営主の方や、その家族の方との関わり方如何で、

その牧場の成果が決まってしまうことがあります。

なんか、気の利いた言葉が見つからないのですが、

アドバイスをする側に、しっかりとした実力があること、

要は、実践してもらえば、結果が伴うという的を射たアドバイス、

これを持ち合わせていることが、もちろん前提ですが、

それを、すぐ実践してもらうこと、これが、実に難しい。

「人が一瞬で変わるような魔法の薬などない」と、

丹羽宇一郎さんも著書で言っていましたが、

まさに試行錯誤の繰り返しです。

ただ、実感できていることは、10年前の実力よりは、

今の方が、上回っていると言うことだけは、自分でもわかりますが、

それでも、まだまだです。

ついこの前も、10年来付き合っている顧問先が、

「加藤さんの言うことを聞いておけばよかった…。」と告白。

よく聞くと、

「あれやっちゃ牛だめになるよ。と言われていたのに、やっていたんだ。」と。

「損した~。」と言っていましたが、

これも、お互いに勉強です。

失敗してわかるときもあるものです。

ただ、失敗するとわかっていての、見てみぬふりは、

なかなか辛いですし、歯がゆさを覚えますが、

これも私の仕事のうちのひとつなのです。

相手が気づき、行動を起こすまでは、

何度でも同じことを、「話して、話して、書いて、書いて」

これの繰り返しです。

ただ、煙たがられない程度でね。

これまた、それも、どこまで行くか、その線引きも難しいものです。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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2006年10月 9日 (月曜日)

そろそろ再募集をしよう。

若干の軒数で、顧問先の募集をしようかと考えています。

私の動ける範囲ではありますが、

まずは、道東を中心に、新年度へ向けて、

「何かを実現したい人」を、久しぶりに募集してみようと思っています。

募集再開の理由は下記に書いてみました。

「ライフサイクル」と言う物事の捉え方で、

いろいろな物事を見ていくと、

とても興味深いことを発見できることがあります。

洋服や車、生活などのライフスタイルなどにも、流行(はやり)があるように、

私たちの周囲には、いたるところに「ライフサイクル」が存在しています。

興味のある方は、ライフサイクルで検索して調べてみるといいと思います。

導入期、成長期、云々と解説され、いくつかのサイクルが、

世界中の学者によって発見されているので、

突っ込んで調べてみるとおもしろいと思います。

そこで、そのライフサイクルを使って、現在の「生乳余り」を考えると、

これは、「必然だった」と言うことが理解できると思います。

必然なのですから、またどこかで成長サイクルがあるということがわかります。

その成長サイクルに向けて、今から準備を進めていくことができる人、

こういう人が、さらに牧場を大きくすることができるのかもしれません。

大きいとは、ただ単に規模が大きい酪農経営ではなくて、

これまで国の主導で進んできた酪農の発展ですが、

今の社会の流れを汲み取り考えてみると、

これからは、酪農家自身が考え、自分たちの力で、

社会に貢献する仕事として、さらに確立していく時代になっていくだろう

ということが、なんとなくですが、私たちに伝わってきています。

今まで、国から頂いていたいろいろなお金が、

まったくなくなることはないでしょうが、

その額は、すでに減少してきていますし、

これからは、もっと減るだろうと考えられています。

そんなことも考えると、これからは、

自分たちで稼いだお金を使って、

いろいろな部門に投資をしていかなければならなくなるだろう、

と言う将来への心構えが、

経済の流れ、道州制などの動きから考えると、

そう感じ取ることができます。

例えば、北海道に限って話を進めれば、

北海道は開拓から100年ほどが過ぎ、

後継者が居るところでは、4代目から5代目の時代に入っている地域もあります。

そういった地域では、開拓期の導入期から成長期を経、

そして現在は、成熟期を向かえて経営が安定し、

利益が上がっていますから、牧場に力があります。

しかし、ライフサイクルと言う捉え方を参考にしますと、

安定した経営に胡坐(あぐら)をかいてしまっていると、

待ち受けるのは、衰退期となるのです。

その前に、何か次の一手を打って、

またさらに、経営を成長期から成熟期へステップアップさせなければならないのが、

現在の経営主の仕事です。

この仕事が、例えば、4代目に当たる方々の仕事なのです。

そして、このように物事を捉えているのだろう、と思う幾人の方が、

新年度のコンサルを、私へ、依頼し始めているようなのです。

そんな理由から、ほんとうに久しぶりですが、

また顧問先の募集をしてみようかと考えているところです。

なかなか限られたこのブログのページでは書ききれないのですが、

またどこかで機会があれば、もう少し詳しく書いてみたいと思っています。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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2006年10月 5日 (木曜日)

ゆっくり解かしてあげる。

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酪農家に生まれ、子供の頃から、

搾乳を手伝ってきた義母。

手搾りの時代からミルカー時代までを知る。

嫁いだ先も、(私の家内の実家)

酪農と畑作の兼業だった。

(今は畑作専門ですが)

その義理の母と乳房炎談義になることがあります。

「私の頃は、最後まで搾りきったものだけどねっ。」

「そうしないと、乳房炎になったもんさっ。」と言う義母。

「今はね、少し違うようだよ。」と私が言うと…、

「そんなもんかねぇ~、」と納得せず。

そこで私、

「こんな資料もあるんだよ。」

「昔はわからなかったものが、今はこうしてわかるようになったんだよ。」

と言うと…、

「わたしゃ、数字はわからん。」と、拒絶。

「う・・・・・」困った私は、

今度は、写真を見せる。

すると、「搾ってみないとわからんよ。」と。

ちっとも話がまとまらないのですよ。

それでも、また幾日か経って、また乳房炎談義に。

「あのさ、こういう場合はどうなの?」と今度は質問も出てきて、

少しは、興味がある様子。

「なんか、良い感じだぞ!」と義母の反応にうれしく思うことがあります。

長い月日を、苦労して手伝ってきた搾乳方法ですから、

それを、一気に、短時間で解かそうとしても、

そこには、無理が生じるのでしょう。

だから、根気よく、ゆっくりと解かしてあげることが必要なんだと、

こんなやり取りからも、学んだことがありました。

「わからんかな~。」とイライラしちゃ、だめなようです。

サンキュー、お母さん(義母)

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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