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2006年11月 4日 (土曜日)

余計な御節介。

サラリーマンの頃、こんな経験をした。

「○○さんっち、エサで困っているみたいだから、

行って見てあげてくれないか?」

と言うお客さんからの依頼。

でっ、翌日、出向いてみると…、

「○○さんから話を聞いて来たのですが…、」と切り出すと、

「どうしてそんな話になったかな~?」と、身に覚えがない様子。

「特に困ったこともないし、頼んでもいない」と言うのだ。

逆に、迷惑そうだった。

だからそれ以来、本人から直接依頼がない限り、

こちらからは、詳しい話をしないことにしたのです。

この前も、兄さんが酪農をしている友人が、

「兄貴の家に行ってみてくれない?」と言うので、

「行くのは構わないけど、お兄さん、望んでいるの?」と聞いてみる。

すると、「兄貴のためになると思ってさっ」と。

それを聞き、

「困ったら行ってあげるから、その時は、兄貴さんから直接、

俺に電話くれるように行ってくれる?」

と言ってあげたことがあった。

どんなにいい情報であっても、どんなにいい解決方法であっても、

相手が望んでいなければ、それはただの御節介。

逆に、

「頼んでもいないのに、そんなこと知ってらっ」

となるだけで、ひとつもいいことなんかないだろうと思う。

ふだんの会話の中で、何も考えずに、

ふと、「いや~、この前、四変出てさぁ~。」と。

牛飼いしてれば、時々ある話だと思う。

本人は、軽~い気持ちで言ったつもりなのに、

「それは乾乳時期の…、」

「それはケトーの…、」

と説明されたら、うんざりするだろう。と思う。

そして、その会話が、親しい友人であればあるほど、

「そこまで困っていないんだ…、」とも言えず、

作り笑いを浮かべながら、話に付き合うことって、あるだろう。

実は、そんなお付き合いにはとてもエネルギーがいる。

相手が望んでもいないのに、知識を出せば、

それは、ひけらかしていると思われる。

ただそれも、親切心がそうさせているのだが…。

「余計な御節介」と思われるか、

それとも、

「ありがとう」と心から感謝されるか?

どちらかと言えば、後者でありたいと思うのです。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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