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2006年12月

2006年12月27日 (水曜日)

1年間のご愛顧、ありがとう。

これまでの経験上、コンサルティングを導入している牧場のほとんどは、

短くて半年から1年の間に、大きい小さいは別にしても、

必ず、なんらかの成果が現れてくるものです。

そうならないのは、打ち合わせをしたことを実践しなかったのか、

実践できなかったのか、いろいろ理由はあるでしょうが、

できる人は言い訳を言わずにすぐ取り組みます。

でも、できない人は、いつまでもいろんな理由を述べて、

さっぱり前に進みません。

あっちの業者、こっちの業者と、「いいとこ取り」をして成果を出せるひとは、

物事の本質がしっかりわかっている人だけです。

どのように取り組んだらいいのかわからない人が我流でやると、

めちゃくちゃになることが多いのです。

そして、ずい分と遠回りもするものです。

ただ、どうしても自分の力でやりたい、やりぬきたい、

そう心に決めた人は、別格です。

自分でやる人は、時間はかかるけれど、今度は人に教えられるくらいの

実力を身につけるものです。

そういう意味で、別格です。

ですから、我流では一抹の不安がある人は、

この人と思った人の言うことを聞いて、一心不乱に取り組むといいのです。

何らかの結果は、必ず付いてくるものです。

取り組んだのだけれど結果が出なければ、

それは、指導者の能力がなかったのでしょう。

私たちの業界は、生き物相手天気相手ですから、

そうそう、自分の思った通りにことは運びません。

しかし、そうならないからと言って、諦めてしまったら、それで終りです。

どうやったら成果が出るのか?

どうやったら成功できるのか?

それをいつも考えていなければうまくいきません。

「農家農家」と言われても、事業主です。つまり、社長です。

あっちの社長、こっちの社長を見比べたとき、

自分よりうまくいっている社長のところと、自分とは、どこが違うのか?

ただ施設だけ見に行ったって何にもなりません。

自分とはどこが違うのか?

それを知ることがとても重要です。

牧場を訪問したときに感じる、第六感的な力を信じ、

目に飛び込んできた映像で分析することです。

この牧場では今、何が起きているのか?

「朝10時で、どうしてこのエサの量なのか?」

「なんで牛が寝ないのか?」

あそこの牧場はこうだった。

あっちの牧場はこうだった。

それらとここは何が違うのだろう。

マネジメントの違いは何か?

それがあなたの経営の答えになります。

今年1年のご愛顧、ありがとうございました。

また来年も、引き続き、ご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。

それでは、新年に、またお会いしましょう。

あなた様にとって、2007年も良い年でありますように。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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2006年12月19日 (火曜日)

お久しぶりですね。

おはよう!

久しぶりの更新ですっ。

そして、久しぶりの事務所です。

10日ほど、顧問先牧場の定期訪問で留守にしていました。

こんな連続で、牧場訪問することは、ふだん無いのですが、

12月は、特別です。

ほんとうに、忙しいですよねっ。

みんなも忙しいことと、思います。

私は、帰宅後、一息つく暇も無く…、

ニュースレターの執筆です。(12月号の)

それから、全酪新報への執筆と。

ニュースレターは、会員の皆さんに、

なんとか今月は、年内にお届けしなければなりませんので、

締め切り間近の超特急で、書き上げなければ…。

ふぅ~。(ため息ではありませんよ。)

さて、さて、

そういえば、先日訪問した顧問先でのことですが、

その日はちょうど、削蹄中でした。Cimg0024

300頭以上切る牛がいると、

マシンも3台いるんですね。

1日、100頭ずつ、切っていくそうですよ。

画像を添付しておきますね。

それでは、今日はこの辺で。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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2006年12月 9日 (土曜日)

エサの構成を学びましょう。《続編2》

私の経験から続きを…。

(飼料計算ソフトからの視点で考えてみる)

エサの構成がわかると、組合せに多様性が出てくる。

いわゆる初心者の頃は、栄養のガイドラインから外れると、

不安で不安でたまらなかった。

溶解性が多いからか?

スターチが多いのか?

などなど、結果が出てこないのは、どこだー?

みたいな感じで、数値をいじってばかりいた。

でも、だんだん経験を踏むと、

「ここの牧場は、すこし外れているけど、これでいいだろう」

てな具合で、

十人十色の牧場のニーズに合わせられるようになってくる。

併せて、年数を踏むと、顧客も増えてくる。

そうすると、それらの牧場から様々な答えが、

フィードバックされてくる。

蓄積量も日に日に増える。

優れた飼料計算ソフトを利用しながら、

独自の経験則を組み入れていく。

エサの構成がわかると、応用が利くようになるとは、

まさに、このことなのだろうと思う。

エサ代減らして、健康に搾ってもらうには、

なんて、うまい話のようだが、

エサを切り口にしている私にとって、これが「テーマ」

本来、必要としている栄養より、

例えば、ガイドラインの下限から10%落とした設計にしなきゃ、

なんていう事例も多々ある。

このようなことをしても、今では、不安がないのは、

これまでの経験地もあるだろうし、

開発された飼料計算ソフトを使うことによって、

現在の自分の設計の位置がわかっているからだろうと思う。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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2006年12月 8日 (金曜日)

エサの構成を学びましょう。《続編》

エサの視点で、続きを…。

乳牛の栄養は、とても進歩しました。

それに併せて、現段階では、とても優れた飼料計算ソフトも、

開発され、市場に投入されました。

とりあえず、今の酪農は、もう少し輸入飼料に頼らなければ、

今の乳量を維持、もしくは、増乳できないのですから、

輸入穀物の使用量を減らし

コスト高に対応するには、

単味飼料などを積極的に使えばいいのになぁ~。

と思うのですよ。

そのためには、優れた飼料計算ソフトを使うのですが、

ただ、数字合わせのようにインプットしたって、牛は反応しませんね。

そこで、エサの構成の勉強も必要なんですよ。

当然、それらの組み合わせ方の勉強もした方がいいと思いますよ。

気づいている人は、すでに、実践しているのですから。

まだ、取り組んでいない人たちにも、早く気づいて、

実践してもらいたいなと、思っているのですが。

購入飼料は、いわゆる、酪農にとって、「仕入れ」ですから、

仕入れは、いつでも安くが鉄則のはずです。

値上がりしてきたから、対応するのではなくって、

いつでも、仕入れを安くすることは、経営の要諦と思いますよ。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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2006年12月 7日 (木曜日)

エサの構成を学びましょう。

最近、飼料計算を、自分でやり始めたという、

TMR(混合飼料)を給与する方からの相談。

Aさん : 「ガイドラインに沿っているんですが、乳出ません…。」

いろいろ話を伺うと…、

私   : 「ふむふむ、これでは、おっしゃる通り、無駄エサですよね~」

Aさん : 「なんで、でないんでしょ? 設定35kgですよ!」

私   : 「そうですね、もう少し、よく見せてくださいね」

私  : 「Aさん、配合主体でTMR作ってますが…、

      配合の構成、調べてますか?」

Aさん : 「なんですか? 構成って?」

Aさん : 「飼料メーカーからもらった成分を入力してるんですが…、

      それじゃ、不足ですか?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実は、このような事例、たびたびあるんです。

カロリーやタンパクをあれこれいじっても、牛反応せず。

と言うことが、現実としてあります。

配合飼料を主体にTMRを作っている牧場が、

配合飼料の構成を知ったからと言って、

すぐ、結果が出るかと言うと、そんなこともありませんが、

構成が不明なものを主体にして設計するって、

それは、設計とは言わないよねって感じなのですが。

まずは、構成を勉強しましょうね。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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2006年12月 2日 (土曜日)

牛と経費。

経営的にあまり良くない牧場は、

農協から経費のチェックを受けることがある。

さまざまな科目を、前年同月比で比較し、

「○○費は、もっと何とかならないの?」と言われ、

さらには、経営がいい、似たような牧場の決算書を見せられて、

もちろん名前は非公開だが、

ここは、これだけの乳量で、これだけの経費でやっているんだと、

参考にしてもらおうと、見せられる。

そのようなことを毎月行っていると聞く。

早く、そんな苦境から抜け出すには、

「収入を増やして、経費を減らす」

この一手しかない。と思う

たとえば、エサ代。

1ヶ月の使えるエサ代が、「ここまでっ」と制限されているから、

それでやり繰りできるメニューを作る。

「いやー、待て、こんなに穀類減らしたら…、どうだ? 行けるか?」

こんな独り言をブツブツ言いながら、

過去に、ここまでやったことがあると言う、下限点でのメニューで設定。

顧問先に試してもらう。

試してもらう前に、すでに、答えはわかっているのだが。

この内容では、ボディコンディション、繁殖など、

牛にとっては、ギリギリのところなのだ。

そして現在、寒さが増し、

今日の最高気温は、1℃。最低は、-8℃。

寒さは、これからが本番。

なんとか、今月、切り抜けられれば、来年の予算に変わる。

乳量は前年対比、100%強。

エサ代も、抑えている。

もうちょっと、牛と一緒に、我慢だ。

早く、ここから抜け出そう。

私も、できる限り、応援する。

がんばろう!

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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2006年12月 1日 (金曜日)

慣れているつもりでも、ワクワク、ドキドキ。

10年以上、牧場訪問をしてきて、Cimg0010

慣れてはいるけれど、

やっぱり、初めての訪問は、

ワクワクドキドキです。

しかし、それが、心地よい緊張です。

「どんな人なんだろう…?」

「どんな牧場なんだろう…?」

そんなことを思いながら訪問するのだけれど、

家族みんなの暖かい笑顔の出迎えのお陰で、

ちょっと前まであった緊張はどっかに吹っ飛んでしまう。

そして、「来てよかった~」と思えるものです。

私を待つ顧問先も、気持ちは同じなのだろうと思う。

(勝手な想像ですが…)

私のこと、どんな印象だったかは、わからないけど、

初めての牧場訪問って、緊張もするけれど、

楽しいものです。

FAXやメールでのやり取りとは、また、違った印象が、

お互いに生まれるものです。

Written by 酪農応援隊 加藤隆

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