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2007年1月 5日 (金曜日)

良い年にしましょう。

また新たな年が始まりました。

本年もよろしくお願いいたします。

酪農業界にも他の産業に漏れず、好不況があります。

心情として、「好景気がずっと続いて欲しい」と願うのは、

誰しもの想いですが、

残念ながら現在の酪農は、不況です。

そして、「不況だ、不況だ」と騒いでも、牧場経営は続行中です。

世の中では、為替も動くし、市場も動いています。

輸出入、為替、市場(穀物)などとの関わりを持つ私たちの産業は、

その影響を大きく受けます。

他の産業での不況時の対応は、どうでしたでしょう?

いろいろ参考なる書籍などが巷にはあります。

気になる人は、本屋に足を運んでみるのもいいでしょう。

不況を乗り切った会社は、

経営体質をスマートにしたり、

その時代時代に合わせた形に変換したり、

近年では、バブル崩壊後の難局を乗り切っています。

では、私たちは、どうしましょう?

じっと、我慢も戦略のうちのひとつでしょうが、

いずれにしても、この減産期の難局をなんとか乗り切り、

また新たな歴史新しい酪農の時代を築き上げていかなければなりません。

今は、そういう時代に差し掛かっています。

そういう時代なのです。

好況な時は、誰でもできることをやっていれば、

それなりに儲けさせてくれました。

牛を増やし、出荷乳量を増やせばよかったのですから。

しかし、不況はと言うと、

人のやらないことや、

まだ取り組んでいなかったこと、など、

そのようなことにチャレンジしていかなければ、

なかなか儲けさせてくれない時代だと認識しています。

厳しいときほど、やり方次第。

ここでの踏ん張りが、数年後、大きな差として現れてきます。

私は、酪農家は、ひとつの「技術者」だと思っています。

「牛飼いと言う技術の差」が、

乳量の差であり、体細胞数の差であり、

乳房炎の少ない牛群であり、

疾病の少ない牛群として現れていると思っています。

当然、それらの差が、お金(収支決算など)の差として明確に現れています。

ですから、これらの何かひとつでも、

平均的な数字より劣っているのであれば、

その技術レベルを上げるためには、今よりも、勉強しなければなりません。

一方で、技術レベルの比較的高い人も、

そこに慢心することなく、日々、その技術に磨きをかけなければなりません。

酪農家のみなさんは、現場での経験が豊富なのですから、

勉強さえすれば、相乗効果は大きいはずです。

知識経験は、両輪なのです。

私は、あなたのがんばりに、おおいに期待します。

年末に1年を振り返ったとき、

「良い年だったね」と言えるよう、

また1年、がんばりましょう。

Written by 酪農応援隊 

酪農コンサルタントのブログ 加藤隆

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